店舗・クリニック・工場・倉庫・事務所を建てたい方へ

建物での木造化がなぜ進んでいるのか?
最近、住宅以外でも木造の建物を数多く見かけるようになってませか?
理由があります。
日本は2050年に向けた脱炭素社会の実現が求められる中、木材の利用は、森林循環を通じて森林の二酸化炭素の吸収作用を強化し、脱炭素社会の実現に貢献するものとして、木材利用の促進に取り組む対象を民間一般建築物まで拡大し「建築物における木材の利用の促進に関する基本方針」が決定され、建物の木造化を進めています。
群馬県は県民共有の貴重な財産である森林を適切に整備・保全し、そこから生産される県産木材を積極的に利用することで、県民の安全で安心な暮らしや快適で豊かな生活環境を創造するとともに、森林を豊かで健全な姿で次代に引き継いでいくため「林業県ぐんま県産木材利用促進条例を制定し、県が自ら行う建築物等の整備に当たっては、原則として木造とするなどを規定し、県産木材の利用を推進し、民間建築もできるだけ協力するように定めています。
木造建築のメリット・デメリット
木造建築のメリット

1. コストが抑えられる
大きなメリットは、鉄骨などと比較してコストを抑えられることです。
鉄骨や鉄筋よりも屋根・軸組枠組みが軽くなるため、基礎工事の手間・コストが少なくなります。
また、耐火処理や防錆などの鉄ならではの加工も必要ないため、事前処理の手間もかからなく、工期が短縮できます。

2. 断熱性・調湿性が高い
木材は断熱性・調湿性が高いという特徴があります。
湿度が気になる梅雨には湿気を吸収してくれ、さらに乾燥する冬の時期には木材中の水分が空気中に出ていくため、乾燥対策にもなります。

3. 木のぬくもりが感じられる
木材から木のぬくもり、癒しも感じられ、優しい生活空間・環境になりリラックス効果もあります。

4. 耐火・耐震に優れている
しかし、特に建築に使われるような厚みのある木材は、芯まで燃えるのに長い時間がかかるため、その間に避難・救助を行えたり、延焼を防げたりといったメリットがあります。
高温になると強度を失ってしまう鉄骨や鉄筋よりも、施工のやり方で耐火性能も十分に発揮できます
また、鉄骨・鉄筋よりも軽く、柔軟性のある素材であるため、耐震性も構造計算を行うことで同等の性能が発揮できます。
木造建築のデメリット

1. 柱や壁が必要になる
木造建築では、骨組みとなる柱や壁で住宅を支えることになるため。自由な間取りを作りやすい反面、柱や壁を置かなければならなかったり、取り除いてはいけない柱があったりと、設計の際に制限される場合もあります。
ただ木造技術の進歩で出来るだけ柱のない大きな空間も可能となり、鉄骨とほぼ同等の空間も可能となります。

2. 害虫対策が必要
木材を使用する場合に問題となるのが、木を主食とするシロアリなどの害虫対策です。
薬剤を散布しておくといった対策や定期的な点検を行うとが必要になります。

3. 耐用年数が短い
木造建築は、鉄骨などと比較して耐用年数が短いのもデメリットです。
目安として国税庁による減価償却資産の耐用年数表から各住宅構造の耐用年数を見てみると、以下のようになっています。
木造 | 22年 |
鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート | 47年 |
店舗、クリニック、事務所、倉庫を木造で計画するメリット

品質
木造が持つ、部材の規格化と建築プロセスの標準化は、品質面においてメリットがあります。プレカット工場で構造部材を安定した管理体制で量産できるため、高い品質を確保できます。
コスト
木造は、コストダウンにつながります。鉄鋼をはじめとする資材価格の変動は、建設業界における大きなリスクです。小規模木造、中大規模木造でも、特注材以外は一般流通材を活用しますので安定供給されており、コストの変動も少ないのです。
工期
木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較して、工期の短縮が図れることも利点です。木造の場合、プレカットされた規格部材を現場で組み上げる施工は、スムーズな作業・進行に貢献し、短期間での完成を実現できます。また、工期の短縮は人件費など経費を安くでき、コスト削減を後押しします。
5.人材
住宅でも中大規模木造でも「木に関する施工方法」は共通ですので、普段は中大規模木造の木工事をしている大工さんでも、住宅や小規模木造の現場で施工してもらうことが可能となり、施工の「人」の問題も解決できます。
基礎の施工においても、木造の自重が鉄骨造よりも軽いことから、低層かつスパンがあまり大きくない建築物であれば、住宅レベルのベタ基礎での施工となりますので、施工も早いですし、コストも大幅に削減できます。

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