リフォームの話

2017年11月30日

浴室リフォームをされたお宅の状況。

 
こんにちは。
設計の土肥です。

今日はリフォームをされたお宅の凄惨な状況を見ていただけたらと思います。


昨今の新築住宅着工数は減少の一途をたどっており、実はあまり住宅産業界にぎやかではありません。
傍らこれから伸びてくるであろうといわれているリノベーションやリフォーム産業がこれからは増える傾向にあり、
見方によってはビジネスチャンスとも見る専門家が多くいます。

弊社でも、新築だけではなくリフォームに尽力している所ですが
リフォーム中何度も目にしたきになるところ。


水回りを解体すると十中八九、この状況です。
特に

「築数十年のモルタルやコンクリート・タイルで作ったおふろ」

は100%の確立でこうなってました。

これはお風呂のあった所の柱と土台です。
もう何がなんだがわかりませんよね(笑)
柱が本来接続されているであろう土台は白アリ・腐朽菌そのたもろもろに食い荒らされ
「ない」ということに。
「ない」んです。なんかもう土みたいになってました。
一見ぱっとみて土台あるかな?って思って切断してみると、
3枚目のようになっており中が空洞に。軽量化ですかね。すごいですね。
冗談ではありません。
れっきとした構造体がこのようになっていると最悪、倒壊の危険だってあるはずです。


今ほど精密に、しっかりと気密や断熱が取れなかった時代がありました。
あるカンファレンスに参加したときにこの断熱業界で著名な方が気になることを仰っていました。

「われわれ日本の住宅・建築業界は平気でかまくら以下の断熱性・気密・通気性の住宅を作ってきた。この罪は重い。
日本人がこんなに寒くて暑い地域でこの断熱性能の住宅で平気な顔しているのは忍耐強さのほか何物でもない。」

日本の住宅の標準的な仕様での断熱性能は諸外国に非常に後れを取っており、
かつ、ずっと政府はその対策を怠っていたそうです。
ところがそれをやっと重く見たのか、経産省や資源エネルギー庁が動き出し現在、
ゼロエネやZEHといった仕様が国の指針となり、標準化され、2020年には義務化される方向だそうです。


話がそれましたが、そんな時代があって。
そんな気密性だったので、浴室の水が指し、適度な温度と風通しで白アリくんや菌にたいしてとーってもいい環境になってしまい
こんな状況です。
怖いですね。

もちろん、この後は土台に柱、間柱や場所によっては梁も交換し、防蟻処理もさせていただきました。
こいった目に見えない箇所で何がおきているか予想し、お見積りをさせていただいております。
もちろん、リフォームは予想外のことだらけで現場が始まっても弊社大工や監督員が様々な点に気が付き、どうするのかを検討し
施主様に報告させていただいております。


水回りのリフォームのご検討をされている方のご参考になれば幸いです。

 


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