無垢材・自然素材を使うということ。

2017年10月30日

設計の土肥です。
「かっこいい無垢材を使うこと」についてお話させてもらいます。

 
こんにちは、設計の土肥です。

寒くなってまいりました。
冬将軍も、冬型の気圧配置の気配がするとつぶやき始め、
ウィンターシーズンを心待ちにしている私にとってはこの上ない喜びです。

「無垢材を使うこと」

についてお話させて頂こうと思います。

弊社、他社、設計デザインにおいてこのマテリアルの使い方は非常にシビアで実はとっても難しいことだと思います。
設計事務所しかりです。

様々な建材が進化し、普及し、無垢材を凌駕する性能でわざわざ無垢材を使うことのメリットってなんでしょうか。
時々考えます。
有名な話ではマウスを使った実験で、木の箱・鉄の箱・コンクリートの箱に入れたマウスで一番長生きしたのは木の箱だったそうです。
(うるおぼえです)
一番わかりやすいのはやはりデザインでしょうか。
古来より使われてきた無垢材の役割は変質し、今や意匠としての要素が強いような気がします。
この意匠性とじっさいについて少しお話させて頂きます。

弊社もよく施工させて頂く、無垢のフローリングや、杉板天井。
無垢材を使用した造作建具に、木材を貼った外壁。
かっこいいですよね。
でもこれから住宅を建てようという方、無垢材をあしらった意匠に興味がある方はよく考えてください。
たとえば無垢のフローリングは、既製品にはないツヤや、様々な意味を内包するあたたかさ、やわらかさを有し、
又その見た目の意匠性は非常に高く、設計サイドとしてはついごり押ししたくなってしまいます。
が、実はデメリットもあります。
その一つが写真のものです。

床板にナラ無垢材を使用していますが、
収縮・膨張を繰り返し、一部ささくれ立っています。
このささくれがくつしたに引っかかったり、場合によっては足の指を傷つけてしまうこともあります。

弊社の歴史は長く、大工も並み大抵ではありません。
フローリングを貼るとき、ただやみくもに並べるのではなく、一枚一枚丁寧に選定をし、
色・あせ・素材のもつ様々な要素を考慮してその一枚一枚の適切な配置や、使用の可否について検討しながら施工する大工ばかりです。
だからこそ、自然素材を臆することなく使える工務店だと自負しています。
それをもってしてもこの様になってしまうのは、もう自然素材相手ではある程度仕方のないことでもあります。

又、メンテナンスも必要で、お客様が積極的に「木と付き合うこと」を考えなければなりません。

こんな傷ができるとは・・・。
こんな隙間が空くとは・・・。

なんて後悔することの無いよう、メリット・デメリットをしっかりご説明し、
お客様の理想のおうちづくりに、無垢材や自然素材が使われていることで生じる生活の豊かさを
提供できるよう、心がけています。

「バランス」の記事とかぶりますが、その使い方や費用、メリットデメリット全て「バランス」ですね。

いろいろ書きましたが、デメリットも含め私は無垢材大好きです。





 


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